つながる和。夏休みラストスパートイベントに集まれ!

 はせさんずこども・若者なごみ広場「つながる和。」では、夏休み最終日の9月1日(日曜日)に、テラッコ池上でイベントを開きます。

 たとえば、「宿題のラストスパートをがんばりたいけど、一人ではむずかしそう……」という子、ぜひおいでください!

 もう宿題はすんでいるなら、リボンシュシュ作り、またはプラパンのキーホルダー作りで、ひとときをすごしませんか? そして、元気に2学期をむかえましょう!

※おもに小学生、中学生を対象としていますが、リボンシュシュ作り、プラパンのキーホルダー作りは、高校生も参加できます。

元気かい&寄り道カフェ

ヤングケアラー支援の活動
「つながる和。」は今年も継続しています

東京都の「ヤングケアラー相談支援等補助事業」の採択を受けて令和4年度にスタートした「つながる和。」の活動は、今年も継続して実施中です。

ヤングケアラーについては、いよいよ法制化もなされ、国や自治体の今後の具体的な取り組みが注目されるところですが、市民としても、わが国の招来を担う子どもたちの困難な状況を見過ごしにせず、いくらかでも力になれる方法を考え、実践していきたいものです。

2024(令和6)年度は、名称を「はせさんず こども・若者なごみ広場『つながる和。』」と変更して実施しています。必ずしも「ヤングケアラー」であるとの自覚がない子どもたちにもアピールし、広く子どもたちのモヤモヤやこまりごとに対応しようとの意図からです。活動の柱は、引き続き次の3つ。※これらの名称もいくらか変更しています

①LINEでのチャット)
②Zoomオンライン広場 
オープンスペースなごみ広場(池上駅前商店街テラッコ池上にて)

こうした活動の中から、ヘルパー支援などのリアルな支援も行っていきます。

2024年版ちらし(表)

2024年版ちらし(裏)

ヤングケアラーミーティング「つながる和。」スタート!
ヤングケアラー支援に取り組んでいます

「ヤングケアラー」という言葉を知っていますか?
「本来大人が担うと想定されているような家事や家族の世話などを日常的に行っている子ども」(厚生労働省)のことで(法令上の定義はまだありません)、ケアの負担のために勉学や遊びの時間が十分にとれなかったり、心身の疲労、孤独感やストレスを抱えていたりして、子どもらしく生活する権利が侵されがちな状況が問題となっています。

公的な支援制度は未整備で、子ども自身も自分がヤングケアラーだとの自覚に乏しく(それぞれの子どもにとっては、生まれ育ったその家庭が唯一の家庭で、今置かれている環境だけが自身の現実なのです)、「助けて」の声があがりづらく、支援につながらない現状があります。でも、子どもらしい生活が保障されず、結果として自己実現や将来選択の幅がせばまってしまう事態は、その子にとってはもちろんのこと、社会にとっても損失といえます。

はせさんずでは令和4年度より、東京都の「ヤングケアラー相談支援等補助事業」の採択を受け、こうした子どもたちの支援に取り組み始めました。ヤングケアラーにかかわる課題は、地域の「たすけあい」を標榜する私たちにとっても、看過できない課題だと考えてのことです。また、これまで培ってきた「たすけあい」の力、関連事業の専門職の力を発揮できればと考えています。
まずは、ヤングケアラーミーティング「つながる和。」と名づけて、次の事業をスタートさせています。
おもに、子どもたちが日常的に触れているSNSによるアプローチです。テラッコ池上での対面サロンも実施しています。

①ピアサポート(LINEでのチャット)
②オンラインサロン(Teamsでの話し合い) ※今年度はZoomに変更しています
③対面でのサロン(リアルミーティング)

こうした活動の中から、リアルな支援(ヘルパー派遣など)にもつなげていきたいと考えています。

配布していくちらし(表)
同(裏)

新事業のスタッフ募集中!

ヤングケアラー相談支援事業実施にあたり、学生スタッフを募集中です。
※大学生、専門学校生以上。子どもたちの支援に意欲のある一般の方も応募可能。相談援助資格保有者歓迎。

事業開始時のちらし。スタッフ研修は、新スタッフが集まり次第改めて実施します。

募集中です!

サービス提供責任者、常勤ヘルパーなどを募集しています。